FP3級の独学勉強時間は?おすすめの参考書・テキスト・問題集(2015年版)
2016/09/20Author:
費用:10500円くらい 時間:10時間
筆者はFP3級の試験の一番最近のものを受けて参りました!
で、現在のFP3級の雰囲気だったり、俺のおすすめの勉強法やテキスト・参考書などをお伝えできたらなあと思います。
ちなみに2016年の情報は以下のリンクから。
FP3級の概要・得な点
まあ、こんな当然のこと言うなという声が聞こえないわけでもないのですが、一応書かせてください(・へ・)
まず、大前提です。ファイナンシャルプランナーですが、3級で得られるものは就職に有利という点ではありません(会社の採用をされている方に直接聞いてきました)
それにFPの資格を持ってるから、何か仕事が出来るかというと少し疑問符です。FPでお金を稼ぐにはある程度の信用・名誉が必要です。FPはアドバイザーであって、弁護士などのように委任契約を行っての代理人にはなれないからね。
じゃあ、大学生がFP3級を受けるメリットってあるのか?
ありまっす!!!!。
では、何故3級を受ける利益があるのかといいますと、
1.控除などの知識がついて、自分他人の人生の税金対策ができたりする。
かなり重要です。大学生といえども年金の払い込みが始まり学生納付特例に気づく(前から知ってる人もいるけどね)とか学生控除があることとか贈与税とか知ってるといろいろ考えるところがありますよ。
2.2級を受けることが出来る。
ファイナンシャルプランナーの真価が発揮されるのは2級以降というのが通説です。もっというと、それ以降か。まあなんにせよ、就職であったり大学生がFPに求める最大の価値が包含されている、2級は最初から受けることが出来ません。まあ、FP業務やってると別だけどね(大学生にはいないだろうと…)。
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一応、FP2級の受験資格を書いておきます。
3級技能検定の合格者 |
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者 |
日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者(注3) |
厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者 |
(注3)修了日が受検申請受付最終日以前の日付に限ります。もっと気になる方はこちら。
上記に該当される方はFP3級を受ける必要はあんまりないってことですね。
FP3級は受験資格の制限はありませんので、あしからず。
受検手数料
学科 3000円
実技 3000円
〆て、6000円なり。
試験の内容と難易度
基本的な内容は、税金や社会保障制度、不動産とか株などの資産の運用方法などです。
形式は学科・実技があります。
3級の難易度はかなり低いです。毎回合格率が60%くらいだからね。
一番厄介な点。試験を開催している団体が2つもありやがる!
はい、金融財政事情研究会とFP協会という2つの団体が開催しています。
この2つ。かなり面倒な関係にあります。同じ点と違う点があるんです。
同じ点
- 資格の価値は同じ(どっちの3級も同じFP3級です)
- 学科試験の問題が同じ
- 受験料も受験する日も同じ(時間も多分同じ)
- 金財のFP1級はどちらの2級でも、FP協会ののAFPは、どちらの3級でも受けることが出来る(他に必要な項目もある)
違う点
- 受験する場所が違う (金財の方が受験者が多く、FP協会より多くの受験場所がある)
- 受験する内容が違う(実技の範囲が金財は2分割されている)
さて以上を鑑みるに、俺が受けたのは金財の方の試験です。
根拠は、受験場所が自分の家の近くだったこと。そして、金財のほうが実技の範囲が狭く簡単だからです。
といっても、試験場はFP協会の方が異常なほど少ないわけではありません。各都道府県に1か所はあります。なので、場所によってはFP協会でも良い、または近い可能性があります。
- 金財・FP協会の試験場の確認されるかたはどうぞ(毎回試験場は変わりますのであくまで、指標に)
まあこれは、人の好みもあろうと思いますのでどちらでも大丈夫だと思います。
因みに、分野は個人資産相談業務を選びました。理由は保険業につく将来像を考えてないからです()それに簡単だしさ。
おすすめのテキスト・問題集
<テキスト>みんなが欲しかった!FPの教科書
俺は実際に使ってみたんですが、とにかく分かりやすいです。それに説明が小分けされているので、大学の休みとかそういった時間を使えますね。で、スマホで教科書が見れるようになっていて、お手軽にどこでも勉強出来るのもいいと思います。
一番売れているFP3級のテキストだから間違いはありませんね!
<問題集>みんなが欲しかった!FPの問題集
この問題集は、上のテキストと同じシリーズです。なので、問題集とテキストがリンクしてて、この問題どこの分野だっけというのがすぐわかります。
それに、試験を受けて驚いたんですけどね・・・。
この問題集に出てた問題とほぼ同じの問題がかなり出題されました!!!!(正確に言うと、2014-2015年の問題集で2015年の5月に受けたので、本書ではないのだけど、かなり信用できますよね)
で、上の2冊は金財とFP協会どちらも対応しているので、都合がいいです。それに金財の2つの分野ごとに問題を分けてくれてます。時間をなるべく使わなくて済みますよー。
ここで、忘れるべからず!電卓
FPの実技で必須となるのが、電卓です。暗算が得意な人間以外は買わないと大分時間のロスになります。それに検算の重要性もあるんです。
でも色々規定がございまして。
- サイズが26cm×18cmの大きさを超えない
- 関数計算機能など、高そうな電卓に付いてそうな機能はダメ
詳しくはこちら
俺は生協で600円くらいの電卓を買いました。これは実際にみて買ったほうがいいと思いますね。手の好みとかありますし。
一応、例を上げときます。
俺の実際の勉強法
俺はちょっとサボっておりまして、前日まで多くの勉強をしておりませんでした。テキストを半分読んだくらいですかね。
で、前日は夜までバイトでして・・・。
家に帰ったのは前日の夜11時。
そこから勉強を開始いたしました。
で、試験開始時間は9時半くらいだったので、約8時間(実質は6時間くらい)
そこで、時間割をまず決めました。4時間テキスト、2時間問題集、てな感じです。
5時間テキストを読む、そして、数字をノートに書き散らす・・・という行為を繰り広げました。深い暗記はなし。一つのワードにつき、2行書き散らすといった具合でしょうかね。
で、朝が開ける前、春眠暁を覚えずといった時間帯に問題集に取り組みました。
一問につき、15秒。分からなければ、答えを見る。それを反復。
で、問題集の途中でタイムアップ。試験会場に向かいました。
開始まで時間があったので、学科をとりあえず答えを暗記して終了させて、学科開始。時間は結構余る。
学科終了して、2時間ほどの休みがあったから、実技の問題の答えを暗記。実技開始。時間は結構余る。
試験終了、といった感じでした。
結果は 学科 51/60 実技 38/50 といったぎりぎりセーフでした(涙)
当日だけでも多分、合格は出来ます。
でも、3日くらいで10時間を小分けに勉強されるのが一番賢いかと。
俺は焦るし、腹痛くなるし、で散々でした!
Comment
こんにちは。
PF試験、いまいちよくわかりませんが、
質問してもよろしいでしょうか。
はい、どんどんしてください!