さあ、大学生が知的財産管理技能3級を取るにはどの参考書がおすすめ?
2016/04/30Author:
費用:3000円ほど 時間:30分
まず、どんな本が良いか。
でも知的財産管理技能試験は、まだまだマイナーな新しい資格です。
つまり、参考書もそんなに出ていません。
私も焦りました。大学の生協には一冊しかないんですから(涙)
そんなとき、ネットで調べるのは常識でしょう。
で、主要な参考書・問題集を私から見ての評価を行います。(2015年4月26日現在)
最新版はこちら
①知的財産管理技能検定の公式テキスト
値段:3240円(中古は上の画像をクリックすると出ます)出版日:2013/7/28
<メリット>
- 覚えきると絶対に受かる
- 高校の参考書と似ているので、高校上がりたての人におすすめ
- テスト中の法令変更に対応
- 実際の例を挙げての提示
<デメリット>
- 値段が高い
- 読みずらい
- ページ数が長い(389P)
筆者的にはあまりお勧めできません(筆者が読んでみた結果です)。これ一冊では問題の形式が分からないので、問題集とかも合わせて買う必要があると思います。故に、本書の3240円以上の出費が出る、更には時間も掛かるでしょう。
②知的財産管理技能検定3級合格教本(俺のおすすめ)
値段:2354円(中古の値段は上の画像をクリックすると見れます)出版日:2014/10/2
<メリット>
- 値段が少し安い
- 問題集も付いている
- 見開き1pだから勉強を区切りやすい
- 読みやすい
- 本が作られたのが新しい
<デメリット>
- 読むのに時間が掛かる(目次を含め319P)
- テキスト部分を学習しても、解けないような問題が本書の問題集には存在する
筆者的には、テキストに問題集も書いてある本書だけで十分に合格を狙えると思います(筆者は合格できました)。新たに問題集を購入する必要もないので、経済的にも優秀ですね!問題集にはちゃんと解説が載ってますよ。通勤・通学中の学習にも向いてると思いますよ。
③一発合格!知的財産管理技能検定3級テキスト&問題集
価格:416円(中古の値段は上の画像をクリックすると見れます)出版日:2010/4/12
<メリット>
- 読みやすい(図表などのイラスト付き)
- ページ数が少ない(272P)
- 問題集も付いてる
- 値段が安い
<デメリット>
- 出版されたのが昔
- 深い実践的な内容はあまり書かれていない
筆者的には、初心者向けの良書だと思います。法学初心者、これまで知的財産のこと考えたことなかったなーと言った人は、この本から始めることをお勧めします。しかし、出版されたのが2010年ということで、検定の出題傾向の変化や法令の改正などが不十分ですね。なので、他の問題集との併用が必須でしょうね。でも他の問題集を買えば、値段が安いという利点が消えますね。
他の参考書を買われる方へ。注意点!
- 出版が古いものは改訂がちゃんと行われているか確認する(法令の改正のため)
- 勉強のシチュエーションと勉強時間を前置きとする(区切りが長いものは通学勉強には向かない)
次は問題集です。
問題集は学科と実技の二冊を買う必要があります。検定が学科と実技という2つを受験する形式だからです。
内容は、
学科・・・三択マークシート
実技・・・筆記
です。
では問題集のおすすめをしようと思います。
知的財産管理技能検定 3級学科スピード問題集 2015年度
価格:1512円(中古の値段は上の画像をクリックすると見れます)出版日:2014/9/12
知的財産管理技能検定 3級実技スピード問題集 2015年度
価格:1512円(中古の値段は上の画像をクリックすると見れます)出版日:2014/9/12
問題集は上の二つをお勧めいたします。というより、二つ以外には選択肢がないのではないでしょうか。
知的財産管理技能検定の問題集はTAC出版の独壇場といったところです。
説明も事細かで問題理解の手助けになると思います。
いかがだったでしょうか。
他にも、自分自身で参考書や問題集を見つけられると思いますが、検定の合否如何の大部分を占めるのは、参考書と問題集です。
慎重な参考書・問題集選びでお願いします。
では!合格の為に頑張ってください!